最近、ネット上でよく売り物を見かける1960年代のシーマスター300です。
傷みやすい回転ベゼル、裏蓋/ケースは磨き減りやキズもなくピカピカ、文字盤も経年劣化が見られませんね。
40年経過した時計とは思えないコンディションです。
このシーマスターですが、最近購入したもののすぐに停止すると言う事で、点検/修理の依頼を受けました。
しかし、外装を一通り目視で点検した時点でほぼ判断はできていたのですが、裏蓋を開封してムーブメント点検した時点で、丁重に修理をお断りする事にいたしました。
これから何回かに渡って、”最近になって急に市場に出回る数が増えた”このタイプの軍用シーマスター300について、あくまで客観的に細部を紹介したいと思います。