思うに、これは販売店でショーケースに並べた際の見栄えや、雑誌やメディアで紹介
される際の写真写りや映像を意識した処理なのではないでしょうか?
新品の場合、表面のコーティングはきれいな状態ですので、ライトやショーケースの蛍光灯が反射せず、時計の顔とも言える文字盤が、非常にシャープに写ります。
要するに、ちょっと偏向的に強調した言い方をすれば「売る際の魅力を出来る限り高める効果はあるものの、使用していくうちに、みすぼらしさはより高まることになる。」と
いうのは言いすぎでしょうか。
ちなみに、ロレックスには無反射コーティングが施されてないんですが、ユーザーからは視認性に劣る、といった感想は聞かれないですよねぇ・・
輸入代理店で、とある有名ブランドの修理部門チーフを務める友人も、”無反射コーティングは不要”と言い切ってます。